雑記その7 Spawn建屋建設秘話

 

 

西暦19XX年 もとい、西暦2013年2月1日 HomeWorld座標X0,Y0地点に於いてネザーレンガブロックで構築された謎の空中足場が確認される

規模はかなりある上に座標位置もHomeWorld中心点と云う事で管理者が何らかの施設を建築する為に準備したのかも知れない

 

 

2013年2月6日

謎の足場の事は一部の住民の注目を集めていた

或る者は遷都の為の準備物だと言い

また在る者は核TNT実験の為の照準だと恐怖し、怪しげな宗教へ傾倒していった

 

噂が噂を呼び、憶測が憶測で語られる

住民の不安と期待がピークに達した頃、天からの声がとりクラサーバーへ響き渡る

 

サーバー管理者山吹 『さぁ愚民共よ、遷都の時である、世界の中心をあの御印の場所へと誘うのだ!』

 

 

こうしてたまたまログインしていた深夜帯の常連達がサーバー管理者に指名され明日無き建築の日々を送る事になった

 

これは新Spawn建屋建築に挑戦した住人達の物語である・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年2月6日

当該建物建築へ志願した住民が現地に集まる

其々辺りを散策し、思い々々の考えを募らせる

洋風の建物が良いか、規模はどの程度の物を建てれば良いのか・・・・

しかしそれ以前に重大な問題が目の前に横たわっていた、そう・・・建築を開始しようにも先ずデザインが決まっていない

そして責任者も決まってはいない

 

BOSSが存在せず、建てる物件のデザインも決まっていない状態だと

幾ら名うての建築魔クラフターが集ったとしても只の烏合の衆に過ぎない

 

当然だ、誰でも面倒な纏め役はしたくない、デザイン等頭の痛い事はしたくない

各々が他者を牽制し合い、そして策略を巡らせ何とか重要ポストから逃れようとする・・・・

 




とりクラ公共建設恒例代表者選抜会議と云う名のなすり付け合い
正に様式美の如き様相(別名ダチョウ式)

 

ノリの良さには定評のあるとりクラの住民であるが、事此処に至ってはそのノリの良さが致命傷になる

そして哀れ今回の犠牲者となったのは白(shirocucum) もとい氏

彼がデザイン・現場建築総指揮を執ることになった

 


こうして新Spawn建屋建築は始まった、まだデザインは決まっていないが建築予定地はちょっとした岩山の状態になっているので

建造物の用地を確保する為に整地をする事に

在る者は効率エンチャピッケルで黙々と岩を砕き

在る者はTNTで爆砕していく

其々の性格が整地の手法にも表われる、この間TNTの爆風に吹き飛ばされたり高所から転落したりしする者が続出し

数名の尊い犠牲を出す結果となったがその甲斐あって確殺高度分、周囲50ブロックの岩山はあっという間に平地にされる

 

恐るべしクラフター

 


整地終了後ある日のヒトコマ

施設中心部の位置出しをしている風景

イタチ氏が人の姿をしている処に時間の流れを感じる

マインクラフトのキャラはキュートな外見をしている為、ただ移動している状態を切り出したとしても何故か微笑ましく見える

画像中央のoosawa氏はただ歩いているだけなのだか

oosawa「ウヘ〜イ整地終わったキュン、キラッ★」

とか台詞を挿入しても違和感が無いとは思わないだろうか?、現実はとても腹ぐr・・・・ゲッフン 失礼。

 



建屋のモデル原案をとりあえず土ブロックで仮設置してみる

幾多のアイデアを盛り込んでは修正し、時には現実逃避に看板で戯れる

ある意味建築前のこの段階が最も困難だと言える

現実逃避が過ぎ、戯れていたら一日が経ってしまっていた

ダメ人間的な行動もしばしばあったのは目を瞑って頂きたい

 


建築中は高所よりの落下で命を散らす者が幾名か居たが

それに加え、管理者山吹様が設置した建築予定地の枠上が湧き潰しされず

枠の上が沸く湧く怪物ランドになっていたのは良い想い出

と言うか湧き過ぎだろうこれは・・・・

 


試行錯誤を繰り返し、漸く決定稿に至る

土ブロックで成型されているのと壁や装飾が無いので判り辛いと思うが、現在のSpawn建屋の部屋割りはこの様な感じになっている

変更点と言えばイベント用WP群を設置する為に1F階段下のスペースを広げ部屋を増設した位か?

 

建物の形状は決まった、しかしまだ構造用建材の選定と、周囲の整備という課題が残っている

 


基礎工事時の一風景

クラトコ一派にイタチ村勢、そしてoosawa氏と撮影者が白氏

とりクラ経済をほぼ牛耳っている頭(ドン)の集い

『グヘヘ・・・そろそろ原木の売価を上げようと思うんですが、オタクさんも歩調を合わせて・・・』

『なるほどぉ?、いいですよ?、その代わり羊毛の卸値をちょっと・・・』

そんな会話が繰り広げられていたかは定かでは無い

 


逆らう者は容赦無く牢獄に送られその一生の幕を閉じる

とりクラの経済はこうして支配者階級が影で回しているのである(嘘)

 


建屋の形状が決定したので本建築を開始する

先ずはWorldの中心であるデフォルトのSpawn部分から

対荒らし用の仕掛け設置を想定した仮組み風景

 

この際被験者となるのはやはり集団での最弱者、所謂とりクラカースト制度の底辺の者が選ばれる

彼はこの後幾多の試練にも耐え抜き人としての自我を捨て去った後、エレメンタル体として新たな人生をスタートしたという・・・・

 


建屋3F-2F部分の床張りが完了

こうして見るとかなり立体的に入り組んでいると云うのが判る

限られた空間内に様々な機能を効率的に収めようと云うコンセプトはこの様な形で形成されていく

 


作業中に使徒襲来

名称『超リーゼント』、別名東洋の緑の悪魔

某即席麺の如き名とうって変わった余りの男気(主に髪型)っぷりに、一部の住民は魅了される

 


一階部分を作成中

この頃よりイタチ氏が人ではなくなる、名実ともに人でなしに

そしてその首を密かに狙う影が背後に写り込んでいるのが判るだろうか?

この後まさかあんな惨劇が繰り広げられるとは誰も想像していなかった・・・・

 


1F部分がほぼ形になりつつある状態

普段から様々な建築をしている猛者達だけあって思いも掛けないハイレベルな技法が形として現われてくる

其々得意分野や趣味趣向が違い、それらが織り成す空間は見ていてとても参考になる

 


第二使徒襲来

名称『スーパーリーゼントMk2』、別名ストーンリーゼント

はっきり言って重力を無視したその髪形はどうなんだ?と突っ込みを入れたくなるが、関わったら何故か駄目なオーラがプンプンしていたので

とりあえず放置する事にしておいた

 


作業も終盤に差し掛かる

作業に没頭する余りチャットに目が行かず、振り返ると何故か遺品がばら撒かれている状態に一瞬志向が止まったりする

むしろこの高度で死亡するとかどれだけ空腹だったのだろうか?

何気に頭まで落ちているのが判るだろうか?

 


黙々と作業をこなす

ガラスを設置しているのはニナさんこれがリアルだったら色んな意味でベストショットなのではなかろうか

こっそり思ってしまったという言葉は心の奥にそっと仕舞い込んでおく事にする

撮影者の白氏の心情を代弁しておく

 


建屋本体がほぼ完成

一息付きつつ外を見ると、何かスイッチが入ってしまったのだろうかoosawa氏が一心不乱に匠の顔を壁に掘り掘りしていた

その鬼気迫るオーラに圧倒されたのか遠巻きにその作業を見つめる住人達

しかしまさかoosawa氏がこんなにも匠オシの人だったとは・・・・・

 


建屋外周部分の装飾も抜かりなく手が入る

普段余り使用されない鉄製品や希少鉱物の類が惜しげも無く投入されちょっとした庭園が出来上がる

この辺りの収まりの良さはセンスの良い人が集まらないと出来ない芸当では無いかと思う

 


2013年2月19日

新Spawn建屋竣工

この後数回微調整の為小規模な改築が行なわれる事になるが、一応の完成をみる

建築に関わった諸氏、デザイン・総指揮・撮影をされた白氏

お疲れ様でした

 


 

 

サーバー管理者山吹 『次はウォーターワールドのスポーンを』

 

 

 

 

 

( ゚д゚) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシ ・・・(;゚ Д゚)!?


 

 

(※) 本文は多分にフィクション的な物が含まれておりますが、一部は真実です

ネタにされた方、申し訳ありませんでした、次回も宜しくお願い致します(邪笑

 

 

 

 

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